MAP工法
MAP工法(Micro Arc Processing)とは、アーク放電を利用し、耐火物にアンカーを安全かつ迅速に取り付け、煉瓦の脱落や倒壊を防ぐための画期的工法です。
炉の外部からドリル等を使用して煉瓦に穴加工を行う場合は、煉瓦を内側に押す力を加えてしまう為、炉壁などを倒壊させ大事故を招く危険があります。
このMAP工法は煉瓦に衝撃を与えず安全にアンカーを取り付けて炉の外側へ引っ張ることを可能にした当社が誇る熱間工事の切り札の一つです。
MAP施工の利用例①
側壁煉瓦へのアンカー設置による炉内側倒壊の防止
アーク放電によって耐火物に穴を開けます。
粘土質煉瓦、アルミナジルコン煉瓦、電鋳煉瓦等幅広い耐火物の種類に適用できます。
耐火物の種類による穴開け時間の差はさほど違いはありません。
MAP工法の利用例②
迫煉瓦へのアンカー設置による炉内への落下防止